2005-01-01から1年間の記事一覧

山田南平『素直になる方法』(花とゆめプラス)

去年の8月に発売した花とゆめプラスに『オトナになる方法』の次世代篇(真吾と久美子の子供たちの話でした)とでも言うべき外伝漫画が載っていたのですが、真のヒロイン・小沢悦子さんが未登場だったのが大変残念でした。そんな俺ら(って誰?)の思いが通じたの…

あだち充『クロスゲーム』第二部#03「大っ嫌い!」(週刊少年サンデー42号)

光の家を訪ねるが、光にだけは無愛想な青葉。 1部のころから仲がいいワケではなかったが、2部での態度の悪さはそれまで以上。「この家のおじさんもおばさんも好きだけど、こいつは大っ嫌い!」とまで言われる始末。空白の4年の間に何かがあったのか。それと…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#09「誘惑者」(週刊少年サンデー42号)

急転直下の新展開。ライバル、と言うよりも、今作最大の悪役登場か。 山火事の鎮火に出動するチルドレン。空飛ぶ3人にマント姿(ホントはコートなんだろうけれど)がよく映える。延焼を防ぐ為に風下の木々を切り倒す薫だが、その破壊力はまるで爆弾を使ってい…

道家大輔(原作/中野独人)『電車男 がんばれ毒男!』#15「事実は妄想より奇なり」(ヤングチャンピオンNO.19)

なんだか今日は帰り掛けの何処のコンビニに寄ってもヤンチャンが売ってなくて、7件廻ってようやく発見。なぜ??。同じ発売日のイブニングは何処に行ってもあるのに。 名無しの皆さん、告りもせずにまんま帰っちゃった電車に「ありえな〜い」って感じですが…

柏木ハルコ『QUOJUZコジューツ』#3「ディスティニーを信じる?」(週刊ビッグコミックスピリッツNo.41)

今回初めて扉に「合計4話連載の〜」と表記された。最初っからそう書けばいいのに、微妙に「集中連載」とか濁さずにねえ。「短期連載」ってハッキリ書くと読者が逃げると思っているのかね?。 離婚が決まりそうなあやめ姉。やはり1話目に出てきた浮気男は旦…

花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』#05「軍師」(週刊ビッグコミックスピリッツ41号)

扉絵の、作業中に携帯がなって振り向くちはるがイイ感じ。こうやって見るとけっこう胸があるね、この娘。 チワワ獣姦AVをちはるに誤って見せてしまった田西。ヘコんでいる処に業界最大手・ライバルメーカー「マンモス」の営業・青山と、ちょっとしたきっかけ…

安彦良和(月刊アニメージュ10月号)

選挙に行った後読んだのだけれど、タイムリーなネタ。1年前のCOMIC新現実vol.1大塚英志との対談でアジビラ論議がされていたが、今回のコラムは丸々衆議院選挙の話。各政治家の似顔絵描写とコメントが秀逸で大笑い。そう言えば以前小泉純一郎を『韃靼タイフー…

あれから、4年。

衆議院選挙の投票に行って来ました。ちょっと驚いたのは、投票所のある小学校校庭にタクシーが3、4台止まっていて、客待ちしていた事、こんな光景を見るのは始めてだなあ。俺が投票に行ったのは夜7時過ぎで、その頃にはもう随分と空いていたのですが、そ…

『バラージの預言』(ウルトラマンマックス#11)

平和な都市の街角、公園で子供たちがソフビ人形で怪獣ゴッコ(笑)に興じる昼下がりに、突如、地震に地盤沈下、流砂が襲い、中から磁力怪獣・アントラーが現れた!!。ミニチュアセットで表現された都市崩壊が、ちょいチープに見えながらもなかなかボリューム…

あだち充『クロスゲーム』1巻(少年サンデーコミックス)

第2部を何話か読み進めたところであらためて第1部を読む返すと、色々と感慨深い物があったり、2部で提出されている疑問に気づいたり。 ある私鉄沿線の街に、バッティングセンターとそこに併設された喫茶店があり、その店の主人には4人の娘がいた。娘たちの…

宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』#01(フィールヤング10月号)

新連載。祖父の訃報を聞き、10数年ぶりに帰省した大吉。久しぶりに帰った実家で出会った6歳の少女・りんは、何と、祖父の隠し子だというのだ。 『トリバコハウス』は途中で読まなくなってしまったのだけれど、今回は面白そう。言葉少ないりんが可愛らしく見…

大暮維人『エア・ギア』(週刊少年マガジン41号)

普段全く読んでいなかったのですが(ホットミルクに描いていた作品は読んでたけど)、今回、裸の男の上に全裸の女の子が騎乗位で跨って「イキます」とか言ってたので、流石は大暮維人、少年週刊誌でもエロ漫画か!と歓心しました(笑)。 あと関係ないけれど、い…

はっとりみつる『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』#08(週刊少年マガジン41号)

競泳水着居酒屋……キャバクラみたい(笑)。提案する静岡さん、流石は変態女子高生!。他の女子が平然と受け入れてノリノリになっちゃうのは…まあ読んでいて楽しいからいいか。

亜桜まる『090〜えこといっしょ〜』#05(週刊少年マガジン41号)

ようやく学校へ。少女型携帯は別に一般的ではないけれど、なし崩しに周囲にそんざいが認められる世界。まあギャグマンガだしいいけれど(苦笑)。 更にどうでもいいけれど、亜桜まるって、ヤングアニマル嵐で描いてる作品の方がキャラも背景も090とは比べられ…

久米田康治『さよなら絶望先生』#19(週刊少年マガジン41号)

実家に帰る回で2週使ったので、2学期開始話が1週遅れになっていて絶望した! 防災の日9月1日も過ぎてしまっていて絶望した! 俺も美人教師に非難されたいと思ってしまったので絶望した!

藤田和日郎『からくりサーカス』(週刊少年サンデー41号)

”心の部屋”の描写がシュールで秀逸。何やらイっちゃっていて笑いが込み上げるくらい。マサルへのダウンドロードは当初の予想通り成功していなかった模様。けれど、マサルはいつから正気だった?。最初から?、フェイスレスとの猿芝居中に元に戻った?。う〜…

あだち充『クロスゲーム』第二部#02「ただの日課だよ」(週刊少年サンデー41号)

若葉との約束で、4年前から特訓を続けていた光。こういう地道な努力を見せてくれると、主人公が後に凄い能力を発揮できても、才能や素質だけで片付けずに納得できる。一方で青葉も同じかそれ以上の訓練を続けている様子。バッティングセンターでホームラン賞…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#08「普通の敵」後編(週刊少年サンデー41号)

「私たち、超能力はすぐに取り戻すし、いずれ大人にもなるわ。」 「薫ちゃんに何かしたら――― そのとき死ぬほど後悔させてあげる……!!」”力”をECMで封じられ、「普通の人々」に捕らえられた皆本とチルドレン3人。反射で動いて殆ど何も考えていない(笑)薫と、…

こうの史代『さんさん録』#20「電話百面相」(漫画アクション9月20日号No.19)

単に義理堅いのか、それとも気になる存在なのか、仙川さんにお詫びと食事の誘いの電話をかける参さん。もう二人はつきあっちゃえば?(笑)。今は流石にやらないけれど、俺も女の子相手の電話をする時に要点や話題を書いたメモを用意したなあ(苦笑)。 メチャク…

花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』#04「走れ、メロス」(週刊ビッグコミックスピリッツ40号)

……オトモダチにモノを貸す時は、よくよく確認してから渡しましょう。ましてや相手が気になっている女の子だったら尚の事。この場合は、ちはるに貸す為のDVDをそれ用に買って用意して渡すのが正解だった気がする。ゲンメツされない程度の物を選べ直せるし…

柏木ハルコ『QUOJUZコジューツ』#2「君はスウィート・ハニー」(週刊ビッグコミックスピリッツNo.40)

集中連載2回目。あはは、バカなノリ(褒め言葉)。これは確かに短期連載向きかも。明らかに近作長編『花園メリーゴーランド』や『鬼虫』とは空気やテンションが違う。エロコメテイスト全開で突っ走っている感じ?。 透け透けネグリジェはともかく、園児服って…

浦沢直樹x手塚治虫(長崎尚志プロデュース)『PLUTO 鉄腕アトム「地上最大のロボット」より』「彷徨える魂」(ビッグコミックオリジナル9月20日号17号)

植物を蘇生させ驚くべき力を見せるプルートゥ、それに驚くウラン。そこにアトムとお茶の水博士が駆けつけるが、彼らは同時に警官隊をも招き寄せてしまった………。怨嗟の呟きと2本の角状のプラズマを上げてプルートゥは倒れるが、彼のボディには電子頭脳は組み…

『吟遊詩人ラギ』(雪の女王#16)

うわ、カッコいい!!♪。訪れた炭鉱の町で語られる吟遊詩人ラギの過去。それは,かつて率いていた部隊30名の兵士を全滅に追い遣ってしまったと言う、暗く、重いモノだった。炭坑夫の親方・ヴィロム(声:玄田哲章!)とナギの対決場面はまるで『あしたのジョー…

『少年DASH』(ウルトラマンマックス#10)

小学生が社会科見学でDASH基地へ。隊員名まで把握している濃いDASHオタクな少年マサユキくんはお約束だけれど、DASHの機密保持はどうなっているのか?(笑)。税金の無駄使いとか野党の突き上げを逃れる為にも、情報公開は必要なのかも。相変わらずの寝坊ネタ…

朔ユキ蔵『ハクバノ王子サマ』1巻(ビッグスピリッツコミックス)

25歳転職男性教師、婚約者有り。そして、32歳独身女性教師。女子高を舞台にした、この二人の秘められた禁断の恋愛模様。とか言うとレディスコミックのアオリのようですが、そこは朔ユキ蔵、そんなに甘くはありません。32歳、自尊心と社会性の分厚い壁を持っ…

きたがわ翔『刑事が一匹…』(週刊モーニング40号)

先週号の、めい子の傷口から血が噴出し、その血が暴走族を操ると言う描写から、もうこれはサイコサスペンスとか言う範疇から大きく踏み外して、ギャグ漫画の領域に移行したと思ったのですが、今週の影の如く室内を後ろをめい子が走り抜ける描写を見て、やは…

ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』(週刊ヤングサンデー40号)

宇宙船の”ゲート”を、どこでもドア的に便利な使い方が出来ない事を説明していたけれど、言っている事は正しいが、それで片道云時間かかってるのでは仕方ない。機動警察パトレイバーでもそうだったけれど、組織や規律の縛りがある事で作品が大きく飛躍できな…

福井美穂子『平和の風-バスガイド・糸教慶子の挑戦-』後編(BE・LOVE18号)

戦後60年特別企画。時は沖縄海洋博の頃。沖縄上陸戦での悲惨な事実を観光客に伝えようと奮闘したバスガイドさんのドキュメント。この手の終戦企画漫画だと、大抵は戦災に逢った方や出征した方、見送った方が主人公になりがちだけれど(まあ普通はそうなるも…

『妖怪大戦争』監督:三池崇史

今年3月から月平均3回以上は仕事帰りなどに寄って、T-JOY大泉で映画を見ていたのですが、どうにも7月中旬以降バッタリと足が遠のいてしまいました。これはきっと 、”映画館に行く気を失せさせる”妖怪・「姑獲鳥」の仕業に違いありません(笑)。妖怪映画で…

亜桜まる『090〜えこといっしょ〜』#03、04、(週刊少年マガジン40号)

2本立て。電話機にンコとかって……。まだギャグとコメデイの間で彷徨っている様子。もう少し描き慣れると世界観が確立して面白くなる、かも。例えば、この世界では人型携帯電話が普及して認知されている設定なのかどうかイマイチわかり辛い。マジメに考える事…