『隠し砦の三悪人』 監督:樋口真嗣

3度目の正直ならず。2度あることは3度ある。『ローレライ』『日本沈没』と連発し、いまや日本の底抜け超大作の第1人者となった樋口真嗣。興行成績と裏腹に、その薄っぺらな内容から映画ファンを辟易させてきた樋口監督が今回もやっちまいました。オリジナ…

『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者』 監督:本郷みつる

ぼくらのクレしん映画に本郷みつる監督が帰って来た!! 数えてみればなんと12年振りの登板だそうで、これだけの年月が空いての登板には本人もやはり思うところがあるようで、その辺りはパンフレット収録のインタビューでもちょろちょろ語られております。け…

畑健二郎『ハヤテのごとく!』#158「高校生活の実態は、理想とだいぶ違う」(週刊少年サンデー06号)

西沢さんを超える天然系普通少女、新一年生の日比野文15歳登場篇。普通と言うか、学園漫画導入部のベタベタなクリシェが描かれています。まあ、こういうヒロインはよくいるような気はしますよ、あくまでも漫画の中では。でも高い木の上から降りられなくなっ…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#115「そのエスパー、凶暴につき(1)」(週刊少年サンデー06号)

祝!『絶対可憐チルドレン』今春TVアニメ化決定!!! 2005年の連載開始から約2年半、確かに俺ら椎名ファンにとっては面白いのだけれど、世間一般的には人気があるのかどうか、ビミョ〜なポジションで走り続けてきた絶チルが遂にTVアニメ化ですよ!! 今週…

いわしげ孝『単身花日』#32「雷鳴の夜」(ビッグコミック12.25号)

「お母さん、私を産んだことを後悔しとるの? 私、産まれん方が良かったの?」 「何を今更…」 『誰もいない………私の味方は、誰一人としていないんじゃ。』 順調に仕事が上手くいっている桜木舜と対照的に、議員の息子の佐々木に手を上げたことで追い詰められ…

原作:室積光/作画:猪熊しのぶ『都立水商!』#198「安物ですが」(週刊ヤングサンデー01号)

近藤先生の、ヘタレっぷりと黒沢先生へのツンツンっぷりが可愛いなあ。黒沢先生の屁理屈な言い訳に納得し丸め込まれちゃうホステス科女生徒達は単純と言うかビミョ〜ですが(笑)。田辺と吉岡先生の小学生レベルの恋愛進展具合もナンだけれど(苦笑; ちなみに今…

ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』#197(週刊ヤングサンデー01号)

長かった温泉篇「千年の鼓動」篇もようやく終了。旧作では短編だったのになあ。「新章開幕まで、しばらくお待ちください」とハシラにあるけれど、しばらく連載はお休みなのかな? まあ、春くらいに再開するかなあ??くらいに気長に待ちます。バーディーって…

森尾正博『ビーチスターズ』#34「みちるの賭」(週刊ヤングサンデー01号)

ああっ!こんなギャグ展開で燃えるとは!!(笑)。天然姉とその妹のペアの聖カレリーナチーム白熱の展開を魅せるタッキー&相沢の日ヶ崎Aチーム。熱く感じさせるポイントの1つは、スター志望のタッキーが観客を沸かせる試合している妙味がある。スレスレど…

北崎拓『さくらんぼシンドローム クピドの悪戯2』#60「後悔させません!」(週刊ヤングサンデー01号)

「そんな男だけど 私が手放したくないってことね。」 ここしばらくの阿川君の奮闘も部長に(実は)評価されて、南部デパートでの化粧品売り場も以前よりもよい場所に。ダメなオヤジに見えていたが、実際には部下の様子も見ていて、裏でもきちんと仕事をしてい…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#114「もののけ姫によろしく(3)」(週刊少年サンデー01号)

増補版SUPPLEMENT2本目、楽屋オチの姿を借りてグチりまくる椎名センセに涙(T_T; で、1号分休んだあとの4・5合併号では、えええええ?? ………期待して待ちましょう。それはともかく本編。椎名作品はこのくらいの軽いテイストの方がいいなあ。アシ…

『椿三十郎』(2007年版) 監督:森田芳光

蟹蒲を食って「この蟹、美味しい」とか言うのはやめよう!。所詮は蟹蒲は模造品、代用品ですから!白身魚の身を練って、それっぽい味付けと香り付けをした偽物ですから! 蟹蒲を誉める時には、ちゃんと「蟹蒲にしては美味しい」と言わないと!(笑)。 それはと…

『真・女立喰師列伝』原作・総監修:押井守 監督:押井守/辻本貴則/神山健治/湯浅弘章/神谷誠

公開最終日に慌てて観賞。押井守絡みの実写映画では破格の娯楽作品群じゃあないでしょうか?(笑)。個人的には辻本貴則監督作品『バーボンのミキ』が一押し。カッコいいぞ水野美紀!!これは是非に長編でスピンオフしてもらいたいなあ。でも長編になったら『…

椎名高志『絶対可憐チルドレンン』11巻(少年サンデーコミックス)

期せずして椎名繋がり(笑) 皆本とキャリーの話の「面影」は、正直イマイチピンとこないエピソードであった。賢木や大学教授の暴走気味の暴れっぷりも楽しいのだけれど、やっぱりこの作品はチルドレンの3人が活躍しないとね!ってトコかな。「黒い幽霊」篇は…

椎名軽穂『君に届け』5巻(マーガレットコミックス)

名前を呼ばれたあの瞬間 私はもう 恋に落ちていたんだな…… なぜかピンが表紙のメインで出張っておりますが(笑) まあいいけれど。爽子主観で読んでいるからか、やっぱりくるみの事はイマイチ好きになれないけれど(謀略家なトコとかね…)、今回描かれた中学時代…

原作:オ−バーフロー/漫画:酒月ほまれ『School Days』02巻(角川コミックス・エース)

え〜〜っとさぁ、「少年誌だから」とか「原作ありきのコミカライズだから」とか色々言いたい事はあるのだろうけれど、何かこれって『School Days』的に間違ってないか?? キャラクターを理解し切れていないと言うか、更に言えば桂言葉と西園寺世…

Radio「School Days」CD Vol.1『二組だけの体育祭』(出演:河原木志穂,岡嶋妙, 田中涼子,永見はるか,他)

え〜〜っと、この数日仕事の方が忙しくて今日久々に休みになり、わざわざ買いに行ったCDがコレ(笑)。疲れた脳みそが女性陣の居酒屋トークで溶かされていきます。こういうのも癒しって言うのでしょうか?? しかし、この番組って週7万ヒットも聴かれてるん…

原作:室積光/作画:猪熊しのぶ『都立水商!』#196「閉められない」(週刊ヤングサンデー51号)

……裏があるような奥が深そうなキャラの黒沢先生にここで「私のミスです」と頭を下げさせてしまっては只の馬鹿に見えてしまわないかなあ? 己の忍ぶ恋に冷静に判断が出来なくなっていた? 近藤先生が結果的に邪道の枕営業をしたと見做されて、生徒に白い目で…

森尾正博『ビーチスターズ』#32「タッキー&みちるペア登場」(週刊ヤングサンデー51号)

イルカ達日ヶ崎Bチームの逆転勝利の後には、顔グロ・ドラム缶体型のタッキーと相沢のコンビのAチームの登場。Bチームの熱血展開からコロっと打って変わって実力の伴わないAチーム二人の試合はお笑い展開に(笑)。素人レベルのタッキーのサーブでこりゃ圧…

盛田賢司『花蓮女学院高校男子剣道部』#31最終回「どこまでも行くぜ!」(週刊ヤングサンデー51号)

うわっ終わっちゃったよ!!しかも対抗戦大将戦も見せずにぶった切って東京都大会1回戦先鋒戦で閉めると言う、かなり強引な打ち切りエンディング。せっかく対外試合を怪我をおして勝利する山田さんの姿に盛り上がってきたのになあ………、ここで終わってしまう…

北崎拓『さくらんぼシンドローム クピドの悪戯2』#59「ずっと怒っていたの」(週刊ヤングサンデー51号)

「違うっ!そんなカッコつけすぎっ…ウソだっ! 私、キミのことを私の目の届く場所に置いておきたかったの。たくさんの女達の中にキミをおいておくのが不安だった!!」 「ああっ、もうっ!女子中学生かっ!私はっ…… いいトシして私っ… 私ホントに… そうよっ……

畑健二郎『ハヤテのごとく!』#152「いらない萌えと、いる勇気」(週刊少年サンデー50号)

野生のタヌキに勝手に「ポコ吉」と名づけるヒナギクは必要でしょう!! スカートでキックするのを恥らう雪路はいらないかも知れないけれどね!(笑)可愛いけど!! しかし状況の悲惨さとは裏腹に、ますますクマはますます可愛くなっていくなあ(笑)ぬいぐるみ…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#111「蝿の王(3)」(週刊少年サンデー50号)

増補版SUPPLEMENT2本目はもちろん『仮面ライダー』(1作目)のパロディ!♪ もっとも今このタイミングでライダーネタが来ると先日見たつまらない映画を思い出してしまいちょっとイヤン(涙; 扉絵の楳図かずお の驚愕顔はイイ感じに描けてるなあ(笑)こ…

河原和音『高校デビュー』#44「」(別冊マーガレット12月号)

………無邪気に「ヨウの誕生日に一泊旅行」を提案する晴菜。ひたすらヨウに同情と言うか、「あそこまでニブいとイラつく…… いいかげんにしろってかんじ……」と怒っている麻美に共感(笑) どうせなにも起こらないだろうけれど、晴菜とヨウ、晴れて1泊旅行に出発し…

椎名軽穂『君に届け』#24「」(別冊マーガレット12月号)

なんだかずいぶん前に「次号はクリスマス話!!」的予告を見たような気がしますが(笑)、千鶴と徹と龍の話を挟んでようやくホントにクリスマス話へ。でも、間に千鶴の話をいれたおかげで(?) リアルの季節も冬になり別マ12月号にクリスマス話が掲載ってタイミ…

柏木ハルコ『ブラブラバンバン』(週刊ヤングサンデー連載1999〜2000)が実写映画化だそうです。

ブっちゃけ、2004年秋の『スウィングガールズ』の大ヒットからの流れでの製作決定なのだろうけれど、その流れにしても遅いよねえ!? 過大な期待を抱かずに来年3月の公開を待つつもり。監督は草野陽花さん、う〜〜ん、何とも判断がつきません。公開を期に、…

のりつけ雅春『上京アフロ田中』#16「西田の子守唄」(週刊ビッグコミックスピリッツ50号)

17歳の、西田とミーコの、淡い初恋の思い出。イタい!イタ過ぎる!! 決してこのまんまな体験が自分にあったワケではないけれど、何やら心のトラウマを疼かせてくれるなあ。「病院へ行くんで…」とか言っていた事のオチも別の意味で切ない(泣;;

「告白」「二人の距離」 (SchoolDays#1、#2、) *DVD版

「別に付き合いたいとか、気づいて欲しいわけじゃない。 遠くから眺めていられるだけで、その日がちょっとはマシになるような気がしたんだ。」 なんで今ごろ7月新番、9月終了の番組の感想を書いているかというと、今更ながらDVDを購入して見返しているワ…

原作:室積光/作画:猪熊しのぶ『都立水商!』#194「夕べはすごかった」(週刊ヤングサンデー49号)

近藤先生のヘア・ヌードも艶やかなカラー扉がこれまたイイ感じでキャッチーに!(笑)。ラブホから朝帰りで出てきた田辺と近藤先生を待ち伏せしていた吉岡先生!! 修羅場必至のスゴい状況だけれど、吉岡先生は黒沢先生から事情を訊いちゃっているしなあ。ラブ…

盛田賢司『花蓮女学院高校男子剣道部』#29「見せてあげる!」(週刊ヤングサンデー49号)

こちらも試合を始めてから俄然と面白くなってきた気が。上段からの小手を決める山田さんの強者っぷりが凛々しくてカッコよくて素敵!♪なのだが、相手の服部がヤな感じだなあ。如何にも軽めライバルキャラで、実力もありそうだし。左足を捻ったところで「つづ…

森尾正博『ビーチスターズ』#31「ありがとう」(週刊ヤングサンデー49号)

逆転のカタルシスもあり、イルカ・ことみのペアの日ヶ崎Bチーム公式戦初勝利!♪ 熱血スポーツ物の王道を貫いていく展開を望めそうで今後も面白くなっていきそう。連載開始当初は色物ですぐ連載が終わっちゃう気がしてたんだけれどなあ。正直スマンカッタっ…