花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』#04「走れ、メロス」(週刊ビッグコミックスピリッツ40号)

……オトモダチにモノを貸す時は、よくよく確認してから渡しましょう。ましてや相手が気になっている女の子だったら尚の事。この場合は、ちはるに貸す為のDVDをそれ用に買って用意して渡すのが正解だった気がする。ゲンメツされない程度の物を選べ直せるし…

柏木ハルコ『QUOJUZコジューツ』#2「君はスウィート・ハニー」(週刊ビッグコミックスピリッツNo.40)

集中連載2回目。あはは、バカなノリ(褒め言葉)。これは確かに短期連載向きかも。明らかに近作長編『花園メリーゴーランド』や『鬼虫』とは空気やテンションが違う。エロコメテイスト全開で突っ走っている感じ?。 透け透けネグリジェはともかく、園児服って…

浦沢直樹x手塚治虫(長崎尚志プロデュース)『PLUTO 鉄腕アトム「地上最大のロボット」より』「彷徨える魂」(ビッグコミックオリジナル9月20日号17号)

植物を蘇生させ驚くべき力を見せるプルートゥ、それに驚くウラン。そこにアトムとお茶の水博士が駆けつけるが、彼らは同時に警官隊をも招き寄せてしまった………。怨嗟の呟きと2本の角状のプラズマを上げてプルートゥは倒れるが、彼のボディには電子頭脳は組み…

『吟遊詩人ラギ』(雪の女王#16)

うわ、カッコいい!!♪。訪れた炭鉱の町で語られる吟遊詩人ラギの過去。それは,かつて率いていた部隊30名の兵士を全滅に追い遣ってしまったと言う、暗く、重いモノだった。炭坑夫の親方・ヴィロム(声:玄田哲章!)とナギの対決場面はまるで『あしたのジョー…

『少年DASH』(ウルトラマンマックス#10)

小学生が社会科見学でDASH基地へ。隊員名まで把握している濃いDASHオタクな少年マサユキくんはお約束だけれど、DASHの機密保持はどうなっているのか?(笑)。税金の無駄使いとか野党の突き上げを逃れる為にも、情報公開は必要なのかも。相変わらずの寝坊ネタ…

朔ユキ蔵『ハクバノ王子サマ』1巻(ビッグスピリッツコミックス)

25歳転職男性教師、婚約者有り。そして、32歳独身女性教師。女子高を舞台にした、この二人の秘められた禁断の恋愛模様。とか言うとレディスコミックのアオリのようですが、そこは朔ユキ蔵、そんなに甘くはありません。32歳、自尊心と社会性の分厚い壁を持っ…

きたがわ翔『刑事が一匹…』(週刊モーニング40号)

先週号の、めい子の傷口から血が噴出し、その血が暴走族を操ると言う描写から、もうこれはサイコサスペンスとか言う範疇から大きく踏み外して、ギャグ漫画の領域に移行したと思ったのですが、今週の影の如く室内を後ろをめい子が走り抜ける描写を見て、やは…

ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』(週刊ヤングサンデー40号)

宇宙船の”ゲート”を、どこでもドア的に便利な使い方が出来ない事を説明していたけれど、言っている事は正しいが、それで片道云時間かかってるのでは仕方ない。機動警察パトレイバーでもそうだったけれど、組織や規律の縛りがある事で作品が大きく飛躍できな…

福井美穂子『平和の風-バスガイド・糸教慶子の挑戦-』後編(BE・LOVE18号)

戦後60年特別企画。時は沖縄海洋博の頃。沖縄上陸戦での悲惨な事実を観光客に伝えようと奮闘したバスガイドさんのドキュメント。この手の終戦企画漫画だと、大抵は戦災に逢った方や出征した方、見送った方が主人公になりがちだけれど(まあ普通はそうなるも…

『妖怪大戦争』監督:三池崇史

今年3月から月平均3回以上は仕事帰りなどに寄って、T-JOY大泉で映画を見ていたのですが、どうにも7月中旬以降バッタリと足が遠のいてしまいました。これはきっと 、”映画館に行く気を失せさせる”妖怪・「姑獲鳥」の仕業に違いありません(笑)。妖怪映画で…

亜桜まる『090〜えこといっしょ〜』#03、04、(週刊少年マガジン40号)

2本立て。電話機にンコとかって……。まだギャグとコメデイの間で彷徨っている様子。もう少し描き慣れると世界観が確立して面白くなる、かも。例えば、この世界では人型携帯電話が普及して認知されている設定なのかどうかイマイチわかり辛い。マジメに考える事…

久米田康治『さよなら絶望先生』#18「見合う前に跳べ」(週刊少年マガジン40号)

せっかくのお見合い話なのに色気の無い展開で絶望した! 百目小僧がキショく悪くて絶望した! 普通電車に何処かで見たようなヤツ(笑)が乗っていて絶望した!

藤田和日郎『からくりサーカス』(週刊少年サンデー40号)

やはり今回はマサルとフェイスレスの猿芝居を延々読まされるハメに。マサルへのダウンロードは失敗していて、マサルがフェイスレス化しているフリをしているのかと思いきや違いましたね。

あだち充『クロスゲーム』第二部#01「ヒマだよ」(週刊少年サンデー40号)

連載再開、第二部開始。 時間が跳んで、高校野球を始めるところから再開かと思ったのですが、予想を裏切り中学3年時からの再スタートでした。光も、エロ本や女子のスカートの中が気になる程度には成長した様子(笑」。通学最寄駅は、「見富士台駅」で露骨に西…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#07「普通の敵」前編(週刊少年サンデー40号)

「この力、ない方がいいと思ってる?誰か他の人間が抑えてないとそんなに怖い…!?」陸上自衛隊90式戦車を一撃で屠る薫。この90式はダミーじゃないよね?!、ホンモノ、本物だよね?!。陸上自衛隊主力戦車である90式って、調達価格が約11億円と言われていて、…

石田敦子 『アニメがお仕事!』#19「覚めても夢を持てますか?」(月刊ヤングキングアワーズ10月号)

「神は天に」 「すべて世はこともなし」 「あっ『赤毛のアン』だ」 表紙&巻頭カラー。今回から4巻収録分です。扉絵はみんなで動画用紙持って何をやっているのかと思った(笑)。引き継がれるモノ。渡されるモノ。そういう意味かな?。 他人も余裕がないのを…

小田扉『団地ともお』#87「たーんとお食べともお」(週刊ビッグコミックスピリッツ39号)

子育ての大変さは、人間もカラスも皆同じ。まあ、そういう事を語るのは、人の親になった方にお任せして。とりあえず俺は、お姉ちゃんの着替えを覗いて「発育も悪くない。」などと品評するカラスに憤慨しておきます。

浦沢直樹『20世紀少年』#227「かくれんぼ」(週刊ビッグコミックスピリッツ39号)

「俺は13番…… いや、田村マサオだ。」…なんかこんなカッコの奴『AKIRA』で見たな。

花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』#03「アブラゼミ」(週刊ビッグコミックスピリッツ39号)

「ガッバッテ!お兄ちゃん♪」のメール1つで奮闘できる営業マン・田西。うんうん気持ちは分かる(笑)。担当地区が秋葉原と言うのは今後の展開のポイント?。ガチャポンの営業と言うのも、前作の印刷所程度にはエピソードに絡んでくるかな?。ちはるとの謎の約…

柏木ハルコ『QUOJUZコジューツ』#プロローグ「男なんて!!」(週刊ビッグコミックスピリッツNo.39)

新連載。前作『鬼虫』は、もう1つ好みとズレていたので、あまり気合を入れて読んでいなかったのですが、さて、今回はと言うと。このプロローグを読む限り、どうやら王道、男女同居モノのようです。この手の作品で言うと、古くは、柳沢きみおの『翔んだカッ…

ジョージ朝倉『平凡ポンチ』#24「愛・おぼえていますか」(月刊IKKI10月号)

♪おぼえていますか〜〜、♪♪。二人がそこに見たのは、愛ある映画か、亡くなった巨匠たちのセルフポートレイトフイルムか。それはともかく今回は、ミカとアキ監督の、アレもコレもと色んな形で絡み合った、愛あるSEX描写しか覚えていません(笑)

芳崎せいむ『金魚屋古書店』#16「メイク・アップ」(月刊IKKI10月号)

今回のお題は、武内直子『美少女戦士セーラームーン』。一昨年、実写版放送に合わせて新装版が出たばかりだし、どうにもオジさんな俺には古書店ネタになるとは思っていなかったので、結構意外。けれど、そうだよねえ、もうセラムンブームから10数年経ってい…

『龍の恋人』#(ウルトラマンマックス#09)

プチ『ノンマルトの使者』なお話。過疎化していく土地と画一化された観光施設の開発。一概に言えるものじゃあないけれど、余所者からしてみれば、昔からの自然を残せ!などと言いたくなるけれど、その土地に住んでいる人達にとっては観光客誘致は死活問題で…

安彦良和『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』開戦篇#03(月刊ガンダムエース10月号)

戦争勃発の裏の裏にシャアの影あり。元々ギレンがモビルスーツ開発を進め、開戦準備していたのに対し、教導隊とガルマを焚きつけ直接火種へと誘ったのはシャアと言う解釈か。う〜〜ん、『王道の狗』を読んでいるみたい(笑)。元々士官学校入学式からゼナ・ミ…

とよ田みのる『ラブロマ』#30(月刊アフタヌーン10月号)

先月号の『神社のススメ』の真鍋さんの未遂も急展開だと思ったのですが、こちら『ラブロマ』では遂に、本当にみかんしてしまいましたよ!。でも、もう何ヶ月もみかんみかん言ってたわけで、ある意味では、星野くんやネギと一緒に読者も心の準備をしていたの…

ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』「もう1点!・3」(月刊アフタヌーン10月号)

とりあえず三橋は本当にのぼせていただけのようで一安心。他所の試合の途中経過がアナウンスされているけれど、そこは名門・春日部市立が大差で勝っている様子。これと対比すると、西浦が昨年優勝校の桐青相手にここまで善戦しているのが如何にスゴい事なの…

木尾士目『げんしけん』#41「やまない雨はなく、進まない行列もない」(月刊アフタヌーン10月号)

なんて現在の状況にピッタリなサブタイトルなんだ!。いま確認する為に扉絵を見て大受けしてしまいましたよ(笑)。もちろんピッタリな状況と言うのは、行列ではなく雨の方ですが。今朝から台風で延々振り続けていますよ!、これ書いている今スゴい土砂降りで…

亜桜まる『090〜えこといっしょ〜』#02(週刊少年マガジン39号)

なんか美少女アンドロイド漫画というよりも、ちょっとシュール・ナンセンスなコント漫画だなあ。携帯少女が自分で普通の携帯持っていたり、ツボにハマるネタもあり。ヘンに話を広げるよりも、このまま二人の会話劇コントを続けてくれた方が面白いかも。

はっとりみつる『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』#06(週刊少年マガジン39号)

ページが足りない気がするなあ……。各キャラの魅力が小出しになってしまっていて勿体無い。ヒロイン・あむろよりも、ヘンな人・静岡さんの方が色々心の中に溜まっていそうでイジった時に面白いと思う。まあ、今回は、静岡さんの濡れた巨乳競泳水着と、白いガ…

久米田康治『さよなら絶望先生』#17「義姉さん、僕は貴族です。」(週刊少年マガジン39号)

クラス連中が田舎に集結する件が強引で絶望した! 妹の倫さんが精力絶倫お色気ムンムンタイプじゃないので絶望した! 絶望先生が田舎じゃちゃらちゃらしたキャラだったので幻滅した! 何処かで見た奴(笑)が電車の写真を撮っていて絶望した!