2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

浦沢直樹x手塚治虫(長崎尚志プロデュース)『PLUTO 鉄腕アトム「地上最大のロボット」より』「彷徨える魂」(ビッグコミックオリジナル9月20日号17号)

植物を蘇生させ驚くべき力を見せるプルートゥ、それに驚くウラン。そこにアトムとお茶の水博士が駆けつけるが、彼らは同時に警官隊をも招き寄せてしまった………。怨嗟の呟きと2本の角状のプラズマを上げてプルートゥは倒れるが、彼のボディには電子頭脳は組み…

『吟遊詩人ラギ』(雪の女王#16)

うわ、カッコいい!!♪。訪れた炭鉱の町で語られる吟遊詩人ラギの過去。それは,かつて率いていた部隊30名の兵士を全滅に追い遣ってしまったと言う、暗く、重いモノだった。炭坑夫の親方・ヴィロム(声:玄田哲章!)とナギの対決場面はまるで『あしたのジョー…

『少年DASH』(ウルトラマンマックス#10)

小学生が社会科見学でDASH基地へ。隊員名まで把握している濃いDASHオタクな少年マサユキくんはお約束だけれど、DASHの機密保持はどうなっているのか?(笑)。税金の無駄使いとか野党の突き上げを逃れる為にも、情報公開は必要なのかも。相変わらずの寝坊ネタ…

朔ユキ蔵『ハクバノ王子サマ』1巻(ビッグスピリッツコミックス)

25歳転職男性教師、婚約者有り。そして、32歳独身女性教師。女子高を舞台にした、この二人の秘められた禁断の恋愛模様。とか言うとレディスコミックのアオリのようですが、そこは朔ユキ蔵、そんなに甘くはありません。32歳、自尊心と社会性の分厚い壁を持っ…

きたがわ翔『刑事が一匹…』(週刊モーニング40号)

先週号の、めい子の傷口から血が噴出し、その血が暴走族を操ると言う描写から、もうこれはサイコサスペンスとか言う範疇から大きく踏み外して、ギャグ漫画の領域に移行したと思ったのですが、今週の影の如く室内を後ろをめい子が走り抜ける描写を見て、やは…

ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』(週刊ヤングサンデー40号)

宇宙船の”ゲート”を、どこでもドア的に便利な使い方が出来ない事を説明していたけれど、言っている事は正しいが、それで片道云時間かかってるのでは仕方ない。機動警察パトレイバーでもそうだったけれど、組織や規律の縛りがある事で作品が大きく飛躍できな…

福井美穂子『平和の風-バスガイド・糸教慶子の挑戦-』後編(BE・LOVE18号)

戦後60年特別企画。時は沖縄海洋博の頃。沖縄上陸戦での悲惨な事実を観光客に伝えようと奮闘したバスガイドさんのドキュメント。この手の終戦企画漫画だと、大抵は戦災に逢った方や出征した方、見送った方が主人公になりがちだけれど(まあ普通はそうなるも…

『妖怪大戦争』監督:三池崇史

今年3月から月平均3回以上は仕事帰りなどに寄って、T-JOY大泉で映画を見ていたのですが、どうにも7月中旬以降バッタリと足が遠のいてしまいました。これはきっと 、”映画館に行く気を失せさせる”妖怪・「姑獲鳥」の仕業に違いありません(笑)。妖怪映画で…