ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』4巻 (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって#04

待ちに待ってた4巻目。ただし、単行本派で、雑誌連載を読んでいない人へ先に言ってしまうと、今巻ではまだ夏大会西浦の試合が始まりません。試合を期待していた方は残念でした、焦れるでしょうけれど、4巻を読んだ後は漫画喫茶にでも行ってアフタヌーンのバックナンバーを読んでみて下さい。連載では現在イイ感じに試合が盛り上がってますよ!。待ちに待ってたと言えば、遂にカバーイラストにモモカンが登場!。まるでザ・テレビジョン表紙のタレントがレモンを持つが如く、モモカンが片手に甘夏を持っています(笑)。柑橘系フルーツが醸し出す香りのイメージで、涼しげで爽やかな雰囲気が漂う……って、言うか、あのモモカンの手が甘夏生絞りジュース製造機である事を頭に見ると、爽やか云々以前にミョ〜な可笑しさが漂ってくるなあ(笑)。モモカンと言えば、カバー折のキャラクター・プロフィールにてフルネームが判明、「百枝まりあ」だったんですねえ……。処女懐妊ならぬ、1年生部員のみの西浦ナインを甲子園へ導く「聖母」として……って、このテの分析はサムいから止めておきますが。
本体表紙のオマケ。自分の絶叫に青ざめ(赤面?)る三橋母と、娘二人に非難されても全然平気な花井母。これはそれぞれの応援暦の差が表れていて面白いですねえ、応援デビューの三橋母はまだツラの皮が厚くなっていないという事で(苦笑)。巻末おまけと併せて、三橋父初登場。マト制作秘話が描かれましたが、次巻以降のおまけで、9分割誕生の経緯も描かれるかな?。
本編に関しては、毎号連載で読んでるので、お気に入りの箇所だけ時間があるときにでも書き足していきます。