2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

津田雅美『彼氏彼女の事情』20、21巻(花とゆめコミックス)

「『ああ 面白かった 疲れたー――』って言って死ぬのが夢なんだ」 「そうだね。人生本当におもしろくなるのはこれからだよ」 ああ、、よかった!ハッピーエンドだ!!(喜)。中盤から後半にかけて、ドス黒〜〜く、ひたすら重〜〜く、展開していたカレカノです…

黙祷

「あっ、ほら……あれ、流れ星!」「……きれい!」 「うん」 「カズちゃん、何を祈ったの?」 「えへへおもちゃのライフル銃がほしいってさ」 「まあ呆れた」 「じゃおねえちゃんは……?」 「あたし? あたしはね」 「世界に戦争がなくなりますように……」 「世界…

浦沢直樹x手塚治虫(長崎尚志プロデュース)『PLUTO 鉄腕アトム「地上最大のロボット」より』(ビッグコミックオリジナル8月20日号16号)

「何しろ…… 博士がこの体をくださったので。」 あ”〜〜!もう!!。ゴキ野郎ですよゴキ!ゴキ!ゴキ!、ゴ・キ・ブ・リ!!!。1匹、口から出しただけならいいが(いや十分にキモいからよくないけど)、「ザワザワザワザワ」って、あれだけ大量の……「でもアレ…

あだち充『アイドルA』(週刊ヤングサンデー36・37合併号)

……個人的には『クロスゲーム』よりこっちの方を連載した方が面白いのでは?,と思ったり。前にも入れ替わりネタを描いてたような気がしたけれど、よく考えてみたらそれはアレか、『スローステップ』の一人二役別人のフリって奴だったか。高校生くらい男女の入…

きたがわ翔『刑事が一匹…』(週刊モーニング36・37合併号)

今回のを読んで、やはりギャグすれすれ状態になっているなあと思った。きたがわ翔のデザインチックな洗練されている絵柄だと、どうにもおどろおどろしさや深刻さが伝わりにくかったり。『GANTZ』の奥浩哉にも言えるけれど。めい子の泣きながらの自傷場面には…

吉田基已『水の色銀の月』#02「笑う男」(週刊モーニング36・37合併号)

森って、もっと根拠の無い自信も持って、確信的にフラフラしているのかと思いきや。母相手の電話でしっかり敬語を使っているし、根っこはマトモな人間が表を取り繕ってダメ男の姿を見せていた?。真面目な人間がそれ故に誠実であろうとして中途半端になって…

安野モヨコ『働きマン』#16「知らないところに来ちゃったマン」(週刊モーニング36・37合併号)

そういえば、逢坂みえこ『ベルエポック』でも、芸能誌から週刊少年漫画誌に主人公・綺麗ちゃんが配属移動になるエピソードがあったなあ。いや別にパクリだマネだと言いたいわけではなく、逢坂みえこは働く女の子に活力を与え、安野モヨコは『働きマン』で「…

はっとりみつる『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』#04(週刊少年マガジン36・37合併号)

女子部員のムダ毛を処理!なんて、押せばもっともっとエッチに描けるよなあ、などと思いながら(少年誌だってば!)もうタイトルも作者名も忘れてしまったが、1年くらい前(だったかな?)にヤングマガジンで、「水泳部の女の子が、自分の体毛が濃い目なのを気…

久米田康治『さよなら絶望先生』#15「仮面の告白」(週刊少年マガジン36・37合併号)

コミケネタです。俺自身こちら側の人間なのでよく判らないが、イマドキ世間一般でコミケは、どこまで認知されているものなのだろう?。今回のガンダムSEEDのヤオイネタとか普通の読者はついてこれるのだろうか?。まあ、世の中、普通なんて曖昧なものは存在…

椎名高志『絶対可憐チルドレン』#04(週刊少年サンデー36号)

「私ね、こんな能力だから、この世がおとぎ話とは違うってことはもうわかってる。だから、世の中に汚いものがあることは隠さなくてもいいのよ」 前々回、前回と薫中心話だったが、今回は、紫穂エピソード。警察庁・長官である実父の命令により、凶悪犯罪者の…

藤田和日郎『からくりサーカス』(週刊少年サンデー36号)

如何にもラストバトルな展開を、フェイスレスの悪巧みシナリオとして、ここで描いてしまっているが、いいのか!?自分の首を絞めてないか?!。あんな王道をあそこで見せちゃうと、もっとスゴい展開を行かないと読者に納得してもらえないぞ!!(笑)。あと、…

北村薫『ニッポン硬貨の謎 −エラリー・クイーン最後の事件-』(東京創元社)

最初に言っておきますが、すみません、俺はエラリー・クイーンを1冊も読んでません、ごめんなさい。謝っても仕方ないけれど。いや、クイーン未読でも充分に面白かったよ。うん。クイーンのコアなファンならば、劇中で語られている事などもっと理解出来るで…

こうの史代『さんさん緑』#18(漫画アクション8月16号No.17)

遂に、礼花さん側のおじいさま登場(礼花さんの実父、乃菜にとって母方の祖父)。画面上で出てくるのは、じいさまに語られた話からのあくまで乃菜の想像図ですが。これまでは広島ヤクザでは?!とか読者としては色々想像していましたが、どうやら大ボラ吹かし…

河下水希『いちご100%』最終回「選んだ未来(シナリオ)」(週刊少年ジャンプ35号)

ええ〜〜っ!!西野END?!。いや、どうにも毎週熱心に連載を読んでいたり単行本を集めていたりするようなファンではなく、ジャンプをめくる時に稀に読んでいたって程度のかなりイイ加減な読者であったのだけれど。どのくらい緩い読者だったかと言うと、…