椎名高志『絶対可憐チルドレン』#13「瞳の中の悪魔(1)」((週刊少年サンデー46号)

いっしょ〜〜のお願い!! いい子にするからさあ… 買って?
エスパー刑務所から脱獄していた兵部京介。配下の者と連絡をとっているが、どうやら随分と以前から兵部に従う秘密組織が作られていた模様。これは「普通の人々」を裏から操って自分に都合のいい対エスパー行動を起こさせていたのか、それとも、全く別の裏組織が存在するのか。裏をかくなら、現在のB.A.B.E.Lを後ろで操っていると言うのもアリかも知れないけれど、兵部にはいまだB.A.B.E.L憎しの思いがあるようなので、それはないか?。扉絵皆本の腕をとる薫の図。何気に見過ごしてしまうけれど、ここの薫の姿は、今回後半の展開の伏線と言うか前振りになってますね。薫が玩具売り場で駄々を捏ねる場面の、この見覚えのある外観の店舗!、この特徴的なエスカレーター!、これは正しく、OZ大泉店!!。と言う事は、チルドレン皆本が映画を見る劇場は、T-JOY大泉!!!。う〜〜ん、クラクラするほど俺の日常圏内(笑)。富士見台駅練馬駅が登場する今週の『クロスゲーム』といい、いまの少年サンデー(の極一部)は、西武池袋沿線が熱い!(笑)。で、通路に寝転んでジタバタ暴れて「ヤダ―――!!買って買って買って買って買ってえええ―――ッ!!」と叫んでおねだりする皆本にも「しつけの悪い幼稚園児」呼ばわりされいるがホントにそうとしか言えん(笑)。冷静にをたしなめなだめる紫穂がスゴいオトナに見える(笑)。俺らがガキの頃はデパートやスーパーの玩具売り場で、よくこんな光景を目撃したものですが、いまでもこういう泣き叫んでねだるガキはいるのかな?。親がリッチになって子供には欲しがる物みんな買い与えちゃってるのでいなくなった?、それとも俺が玩具売り場とか寄り付かなくなって目撃していないだけかも知れないが。しかし、「モガちゃん 今夜は本命(はあと)オトナの勝負ランジェリーセット」って……、こんなので遊ぶ女児はイヤだ!(笑)。ホラー映画を見てビビる薫に真っ白に燃え尽きて放心している葵と紫穂。「わ、私はね、現実的な相手なら猟奇殺人犯だって怖くないのよ!! でもお化けとか幽霊はちょっと…」などと言い訳する紫穂。人の心を覗いてきた為に年齢以上に精神的に成熟している紫穂のこの反応は意外でいいなあ、普通は作り物のホラー映画より猟奇殺人犯の方が怖いモンだけれどね(^_^;A。皆本にニタニタ笑われて心を読んで仕返しする辺りはもうお約束(笑)。余談だけれど、T-JOY大泉でバケツのような容器のLサイズポップコーンは確かに売っているが、全席肘掛はドリンクホルダー付だったりする…って、そんなディティールが気になったのは俺だけだろう(爆)。T-JOY大泉ゲームセンター前に兵部京介出現!。局長、お願いだから俺の仕事帰りの憩いの場を、機銃掃射で破壊しないで!(泣;;。寝ぼけて皆本の部屋に迷い込んで来た、のちに乱入してきた紫穂も含めて、オトナのオンナに成長しかかった状態のカラダに見えてしまう皆本兵部による視覚操作の所為だと思われるが、しかし、ヤツも何がしたいのやら(笑)。皆本の理性がブっ壊れて3人に襲い掛かった所に現れて止めて、「ほうら、みろ♪」とかってあざ笑いたいのかね?。悪趣味と言うか。まあ、そういうキャラなんだけれどね。チルドレン成長お色気篇次回につづく!