椎名高志『絶対可憐チルドレン』#10「誘惑者」(2)(週刊少年サンデー43号)

え、巨乳大会優勝決定!?
チルドレン達、3人仲良く入浴中。鳴った呼び鈴から皆本の帰宅と思い、サイコキネシスで風呂場に強引に呼び込む。異性だの何も意識せず、平気なは只のガキ。見られてしまう事をちゃんと意識しているはちゃんと女の子。「いーじゃない♪」な紫穂は……単なるガキと言うよりも、そういうのを1周して1皮も2皮も剥けた状態に思えるなあ、流石は耳年増ならぬサイコメトラー年増(笑)。皆本のつもりで風呂場に連れ込まれたのはさん。朧さんの、湯に浸かって透けたブラウス越しのブラジャーを凝視し、鼻息荒く興奮する薫おまえは小学生男子かよ!、どうにも薫は心にチンポを持っているなあ(笑)。
犯罪エスパー収容所で脱獄囚が発生。どうにも裏の裏で脱走のきっかけは兵部の差し金っぽいなあ、もっとも脱獄を試みるのが誰になるのかまでは想定していなかった模様。兵部の顔が先週以上に凶悪に描かれている?。局長に「少佐」と呼ばれているからには大日本帝国軍時代の階級だろうけれど、終戦時20歳で少佐は異例の出世。当時いったいどんな功績を立てていたのやら。コイツ一人でルーズベルト暗殺ぐらい出来たんじゃないかな?(って、おい!)、でも性格的に軍令部の命令を素直に聞いたかどうか。収容所内にECMを作動させて、対抗するチルドレンECCMを持たせると言う設定は細かくていいなあ、ただし、今回は相手も何故かECCMを装備、の力もまったく及ばず。それどころか敵は(って、何処の軍?、日本に軍隊は無いハズだよねえ?(笑))の特殊能力部隊出身の猛者!、もっともコイツ自身は名前も出て来ていないし、顔も脇役ツラなので、来週にはノされてるでしょうが(笑)。のピンチに突如現れ、防御と攻撃のアドバイスをする兵部。何やらキャラクターの構図が見えてきたような。『スター・ウォーズ』新3部作で例えれば、ダークサイドに堕ちていく(かも知れない)アナキンを暗黒面に導く兵部パルパティーンと将来対峙する(かも知れない)皆本オビワン、と言うところか。緊迫の中、以下次号!