『超音速の追撃』 (ウルトラマンマックス#12)

パワーブースター装着のダッシュバードを評して「マックスより速いかも」と言うミズキに、ちょっとムッとクるカイトがイイ味(笑)。しかしいつ見てもダッシュは地球防衛の任に当たっている緊張感がないなあ。パワーブースターで急加速し飛行機雲を引くダッシュバードはまるで『マクロスプラス』のようでカッコいい!。流石は板野一郎with円谷プロCG班、飛行シーケンスや空中戦にはパワー漲っているなあ。ヘイレンとの遭遇、回避飛行も上手い描写。
ロックに理解を示さないオトナ像と言うのはどうにも古いなあ(笑)。問題はロックがどうのではなく、集中すべき飛行試験中にガンガン趣味の音楽をヘッドフォンで聴いていたり大音量で流したりする処だと思うのだが。怪獣の特性を分析して対策を立てる展開は、平成ガメラ金子修介監督らしい。バッドスキャナーズの曲にヘイレンが反応するなら、もっと色々なロックに反応しそうなものだが…。まあ、あの曲が特に嗜好に一致したのでしょう、きっと(笑)。あ、スゴい今更かも知れないけれど、怪獣の名前はヴァン・ヘイレンからの命名??。