『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!』 監督:ムトウユージ

T・JOY大泉、去年は初回上映が10時台だったと思ったけれど、今年はそれより更に1回多く初回上映は9時から。と言うワケで何故か今日は仕事が休みになってしまった為、行って来ました、恒例劇場版『クレヨンしんちゃんへ!!。映画版4代目の監督ムトウユージに代わってから2作目になりますが、去年の『伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃』が映画としてはどうにもイマイチな、もう一つの出来だったので不安に駆られながらの観賞。地味ぃ〜〜(笑)な居酒屋描写から踏み切り沿いでのよしなが先生入れ替わり、そしてオープニングまでは上手い!。余談だけれど、踏み切り点滅時の赤い信号の光が強くてどうにも「ポケモンフラッシュ!♪」と脳裏に浮かぶ、TV放送時には修正されそうですね。
 前半から中盤、後半にかけてのホラー風味の描写は相応に面白いし、実際見ていて隣人や家族が違う他人と入れ替わってしまっていると言うのは怖い。しかもそれが気づかれずに侵攻し、春日部の町全体を覆うくらいまでになっていたのだから!。と、面白かったのはクローン・コンニャクがしんのすけひろしと入れ替わっていた辺りまで。この後から映画はどんどん盛り下がり、クライマックスのサンバ対決に至っては、見ていて辛く、苦痛なだけ。前作ポッキリといい、クライマックス前に観客を飽きさせるのはムトウカントクの芸風か何かですか?。明らかに途中までは、途中までは前作ポッキリより面白かったのだけれど、この急降下の墜落感覚は辛い、辛すぎる………。来年もムトウカントク続投だったりしたらもう映画館まで見に行かないかも知れないよ…。