『シン・シティ』Sin City 監督:ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー

シブいモノトーン・パートカラ−のヴィジュアル。安易なハッピーエンドを配したストーリー。ナイスバディで肌も露なヒロイン達…と凄い好みだし、内容的に今年のベストクラスかも知れないが。3話目、ブルース・ウィリス演じるハーティガンの選ぶ決着方法がどうにも納得できないか。男なら負けると分かっていても最後まで戦えよと。現実では巨悪に小さな一人の人間なんか簡単に押し潰されてしまうけれど、映画の中だけでは、最後の最後まで立ち向かって欲しかった。勝てないまでも、ね。相打ちでも結果的に玉砕でもいいのだから。
あ、いきなり『ダイ・ハード』のパロディがあったのにはニンマリ笑ってしまった。